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立方体地球-Cubic Earth-

ハビタブルゾーンってどこなの?

生物が生きていくために

図1
図2

太陽系のなかで、現在のところ生物の存在が確認されているのは、地球のみです。地球のすぐ内側にある金星にも、すぐ外側の火星にも、生物はいないようです。

生物が生きていくためには、適度な温度、気体の酸素の存在、液体の水の存在が必要だと考えられています。この生物が生きていくことができると考えられる領域を、ハビタブルゾーンといいます。私たちのからだのしくみは、液体の水がなければ、うまくはたらかないようになっています。科学者は、もし宇宙に生物が存在しているとしたら、生物のしくみは広い宇宙でも基本的には共通だと考えています。私たちのからだのしくみは、とてもうまくできているからです。

この太陽系の中で、太陽からの熱によって液体の水と気体の酸素が存在できる温度になるのは、金星の外側から火星の内側まで、つまり地球の領域だけなのです。

本当に地球だけ?

図3

最近の研究により、太陽系のハビタブルゾーンは地球だけではないことがわかってきました。
そこは、木星の衛星エウロパ。ただし、その熱は太陽によるものではなく、木星のまわりを回るときの潮汐力によってエウロパそのものが変形するほどの力がかかり、そのときの摩擦によって熱が発生する、というものです。

このような地球以外のハビタブルゾーンを探す研究は、今始まったばかりです。

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【エウロパ】

木星の衛星の一つで、ガリレオが発見した木星の4つ「ガリレオ衛星」のうちの一つ。表面は厚い氷で覆われていて、ひび割れていることが観測から明らかになっています。
 この氷の下では、氷が解け、液体の水が存在していると考えられ、生命が存在している可能性があるとも考えられています。

図1
図1 : エウロパ

画像出典:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Europa-moon.jpg

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【潮汐力】

月と地球が引き合う力は、地球上のどこでも一定というわけではありません。月に近いところはより大きく、また地球上の物質の密度によっても多少の違いがあります。そのため、地球は形がゆがみます。このゆがみによって、満潮や干潮がおこります。
 木星の衛星エウロパでは、この潮汐力の大きさが非常に強く、エウロパは木星のまわりを移動するごとに、大きく形をゆがませていきます。このゆがみは、エウロパそのものをつくっている物質に摩擦を引き起こし、熱を発生させているのです。

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