【2023.11.12更新】
サイエンスメンタープログラムは、中学生・高校生(メンティ)が自分自身で研究を進めていく過程で、大学教員などの専門家(メンター)の助言を受けることができるプログラムです。メンティは、このプログラムを通して科学研究の進め方を初歩から学びます。
募集対象
・ 中学生*、高校生、高等専門学校1〜3年生
・ 個人もしくは3名以内のグループで研究を行っている方
・ PCとE-mailを使って積極的にコミュニケーションがとれる方**
・ 科学的な好奇心が強い方
* 中学生の場合は研究に関する資質が高いと認められる方を対象とします。
**PCを持っていない方でも応募可能です。ただし、応募される際は、ご家族や学校の先生のPCを使わせてもらうことをお勧めします。
研究分野
物理、化学、生物、地学、情報科学、その他すべての分野の科学研究を対象とします。
研究事例はこちらをご参照ください。
研究相談
研究のアイデアがあって、今後の進め方がわからない方のために、相談を受け付けています。
相談方法は、下の[応募方法] をご参照ください。
応募条件
・保護者の同意を得られること
・メンティとして採択されてから、在学中に半年〜1年程度の期間研究をし、最後に研究発表会*で研究発表をすること
・グループ研究の場合は、グループ内の1名を代表者とすること
*開催日は、期間中に決定します。前年度は、2023年7月30日(日)・2024年3月17日(日)に開催しました。
応募方法
初めに、エントリーをお願いします。
エントリーはこちらから
A 応募される方は、個人研究かグループ研究のいずれかを選択し、エントリー後に、必要書類を提出してください。
B 研究相談の場合は、エントリー後に、事務局がメールで連絡いたします。
応募時期
応募は、随時受け付けます。
選考プロセス
STEP1 書類選考・ウェブ面接
・書類を提出していただいた後、書類選考と必要に応じてウェブ面接を行います。(12月中旬以降は、選考を1月に持ち越す場合がありますのでご注意ください。)
・グループ研究のウェブ面接は、全員に受けていただきます。
・合格した場合はSTEP2に進み、メンティ候補生として研究計画を作成します。
STEP2 メンティ候補生として研究計画作成
・メーリングリストを使ってメンター候補の助言を得ながら、研究計画・支出計画を作成します。
・研究計画作成中(1ヶ月程度)に、最終的な採否が決定します。
採択件数
年間20件程度(グループ研究は5件程度)
その他
○選考結果
・E-mailで通知します。
○メンターとの連絡手段
・メーリングリスト(ML)を利用したE-mailのやり取りを主とします。(ML参加者:メンティ、メンター、所属校の先生もしくは保護者、事務局など)
・メンターの判断で、電話やZoomなどを使う場合もあります。
○メンタリングの方針
・研究の成果を上げるのではなく、「科学研究の基礎」を身につけてもらうことを目的とします。
・研究の進み具合によっては、大学院の専門研究レベルの指導を受けることが可能です。
○研究費
・原則として、1年間で20万円を上限に必要として認められる研究費を提供します。
○研究期間
・採択されてから半年〜1年後に開催される研究発表会での研究発表までを研究期間とします。
○研究発表会
・研究発表会は年2回(8月と3月末を予定)開催します。
・研究期間の最後の発表会で、研究発表をしていただきます。(個人研究の場合はメンティと引率者1名の旅費を、グループ研究の場合はメンティ全員と引率者1名の旅費を日本科学協会が負担します。)
○保険
・研究期間中は、日本科学協会が損害保険(傷害保険と賠償責任保険)を付保します。
全体スケジュール
- エントリー
→E-mailで書類提出 - 書類選考・ウェブ面接
(E-mailで選考結果通知) - メンティ候補生として研究計画作成
(E-mailで最終選考結果通知) - メンティとして研究
→期中に進捗報告書・支出管理簿提出 - 統計講習
(3月と8月に開催) - 研究発表会
→要旨・発表用パワーポイントデータ提出
→研究発表をもってサイエンスメンタープログラム修了
→研究費精算
問い合わせ先メールアドレス
kikaku@jss.or.jp